どこにいようと必要な「衣食住ネ」
結局、海外に移住しようと日本国内で生きていく上でも、
生活に必要なものの根本って基本的に変わらないんですよね。
今でいうなら、「衣食住」+「ネット(携帯)」
これさえあれば現代社会で単に生きていくことだけはできるんです。
ただ、海外と国内で大きく違うことは、これらを獲得するために『言葉の壁を乗り越えなければならない』ってところ。
生活に必要だからこそ、言葉や文化の違いを乗り越えることを諦めることは許されません。
さて、ワーキングホリデーを考えている皆様、
ご覚悟の方はよろしいでしょうか。
台北で家探しするための基本
手段
不動産屋で紹介、仲介してもらう
これは日本でもお馴染みの方法です。
日本人に向けてやっている不動産屋もあるくらいです。
社会人の方など、資金に余裕のある方には良いかもしれないですね
591で探す
今回、僕が利用したのは『591』というアプリ。
台湾ではかなり有名で、台湾人達はこのアプリで部屋探ししていました。
アプリで部屋探しってめっちゃ進んでると思いませんか?
しかも、隙間時間で物件を探せるのも個人的に有り難かったですね。
少なくとも日本では体験できないことが体験できそうです。
今回は主にこのアプリでの部屋探しの方法について詳しく解説していこうと思います。
今や部屋探しも「ネットで」
「今や何でもネット」
この言葉を耳にタコができるくらい聞いてきましたが、台湾の部屋探しではまさにこの言葉を実感しましたね。
では、実際にどうやって物件を探して、どうやって契約するのかを説明していこうと思います。
591での部屋探し
まずは、591というアプリをダウンロードします。
https://apps.apple.com/jp/app/591房屋交易/id448156496
特に登録する事項もありません。
これがトップページになります。
ここから「租屋」と書いてあるアイコンをクリックすると、
このような検索結果が出てきます。
ここから個人の必要な条件を入力して、該当物件を絞って行きましょう。
「何市の何区か、予算はいくらか、どのくらいの広さか」
スクショ画像の検索欄の下で「場所や予算」を入力することができます。
物件データの見方
まず画像上の写真が部屋の様子を写したものになります。
591のほとんどの物件には、部屋の間取り図がありません。
写真の撮り方もお世辞にもうまいとは言えません。
気に入った・気になる物件があった場合は、内見に行って実際に確認するしかありません。
自分も6、7件巡りましたが、いい意味でも悪い意味でも画像と違ったり、想像と乖離している部屋が沢山ありました。
その他には、家賃、敷金、階数、エレベーターの有無などの情報が書かれています。
下面には、大家や代理人の連絡先が書かれています。
電話番号やLINEのIDが書かれているので直接連絡して、内見のアポを取りましょう。
内見に行ったら
内見もフランクに
内見のアポ取りは、結構フランクな感じなので、「内見?あ、いいよ、いつ来れる?」と言うように、連絡さえしちゃえばすぐに日程が決まることの方が多いです。
基本的には、内見に連絡した本人が付き添ってくれます。
案内人も個性様々なので、せっかちな方もいればゆっくり見させてくれる方もいます。
あまり相手の雰囲気を気にせず、納得いくまで内見することをお勧めします。
中には、内見に「ほぼ契約確定」の体で来られる相手もいます。
一言目から、「いつサインに来る?」。
そう言う時は落ち着いて、「今日はとりあえず見るだけ」との旨を伝えましょう。
内見でのポイントは、家具や電化製品の確認はしておくことです。
意外と古いものが多かったりしますので、エアコン等が正常に動くかどうかのチェックもあらかじめしておくと安心です。
いよいよ契約
物件の内見に行き、納得のいく部屋であれば契約の手続きに進みましょう。
591にある物件は入れ替わりが激しく、狙っていた物件が他の方に取られてしまうこともしばしば。
内見まで行って、納得いく部屋だったらすぐに契約の意思を伝えましょう。
基本的には、内見の翌日以降に改めて契約しにいく形になります。
台北の部屋がやばすぎる件
日本での感覚は捨てよ
台湾(台北)の部屋事情は、お世辞にも良いと言えるものではありません。
特に、台北市内の物件は比較的高いです。
また、高いだけならまあお金さえあれば良いのですが、ツッコミどころ満載なものが多い印象です。
ベランダがない部屋が平気であったり、
窓が全くない部屋だったり、トイレとシャワーの位置がゼロ距離だったり、
部屋のスペースのほとんどがベットで占められていたりと‥‥。
いちいち壁紙のセンスにケチをつけ始めたら、もはや一生部屋探しは終わりません。
そのくらい、日本人にとってはなかなか受け入れがたい部屋が多いです。
もう本当、部屋を見にいく度に「え、なんでこんな設計なん???」
「なぜこうなった‥。」と思っていました。
台北で部屋を探される方は、日本での感覚は一旦捨てて、自分にあったお部屋探すようにしてください苦笑
賃貸全部盛り
しかし、一方でいいところもあります。
それは台湾では家電、インターネット付きの部屋が多く存在します。
台湾で新生活を始める我々外国人にとっては、いちいち必要な家電を一から用意しなくてもいい点は大変ありがたいです。
インターネットも元から備わっていることで、わざわざ難しい契約したりする手間がかからないのは助かります。
部屋自体が魅力的でなくても、部屋の設備がすごい整っている場合もあるので、余計部屋探しが難しくなるとも言えますが笑
いい部屋を探すコツ
「いい部屋を探すコツ」とは言ったものの、【いい部屋】の定義って人それぞれだと思います。
ですので、今回は【いい部屋】=「コスパの高い部屋」を前提として紹介します。
コスパの良い部屋を探すポイントは、
1.家電や設備が良い
2.MRTの駅から近い
3.家賃に水道代・ネット代・管理費が含まれている部屋
この3点が結構重要だと思います。
1はテレビ・洗濯機・エアコン等が新しい・良いものであれば生活の質が上がりますし、高い家電をわざわざ買わなくて済む分、違うことにお金を使うことができますよね。
2が一番大切で、台湾は公共交通機関の運賃が非常に安く、また運行している便数、種類も豊富です。
台湾生活では遊びに行く時や出勤で使うことも多いでしょう。
MRTの近くならば、必然的に大きなバス停(便数が多い)もあるので便利が良いと思います。
ちなみに、最寄り駅の種類も家賃に影響すると言われています。
最寄り駅の線の種類、乗り換えできる駅か否か(中山駅、台北駅など)が家賃に関わるらしいです。
観光地や台北の中心地にダイレクトに繋がれる淡水信義線や、複数の線に乗れる駅が最寄り駅だと家賃が割高になります。
3のポイントは、予め591で確認できますが、家賃に別の光熱費等が含まれている部屋は実質の家賃はその分安くなります。
逆に言えば、家賃が少し安く感じても、実際には管理費やその他諸々の費用を別で払う形だと月々の合計はそこまで安くなかったりします。
以上の3点が台北で部屋探しコツとなります。
皆さんも良い部屋に巡り会えますように。
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