台湾への旅行・観光はいつからできる?

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台湾は早くも収束ムード、日本も緊急事態宣言解除。

 世界を恐怖に陥れた新型の感染症。

台湾の対応がクローズアップされたことは記憶に新しいところです。

5月26日現在、台湾では新規感染者数が4日以上確認されていません。(国内感染は44日確認されていません。)

 

 完全に感染をコントロールし、的確な施策を施し、

世界に先駆けて日常を取り戻しつつあると言えます。

 

 

 そんな中、日本でも先日5月25日に緊急事態宣言が解除されました。

長らく続いた自粛生活もやっと終了ですね。

 

これからどのくらいの期間をかけて、感染症を完全に収束させるのかはまだ不透明ですが、

一応、トンネルの出口が見えてきたといった感じでしょうか。

 

 

早く外出や旅行に行きたいと思っている方は多いと思います。

では、台湾への観光はいつになったらいけるのでしょうか。

 

台湾の入国政策

台湾は原則入国禁止

 台湾は、2020年3月19日以降、原則として外国人の入境を禁止しています。

原則というのは、台湾政府が発行する居留証や特別に入国を許可されたもの以外、

つまり、観光目的の入境は拒否しています。

 

 今現在、台湾に滞在している外国人は、居留証を持っている方、台湾に駐在で働きにきている人やその家族、留学や進学で台湾で生活している人、3月19日以前に入国していた人のいずれかになります。

 

この外国人の入国拒否がいつまで続くかが、一番のネックになります。

 

二週間の隔離

 二週間の隔離政策も二カ国間の往来の大きな壁となっています。

たとえ、現在居留証や入国許可されている人でも外国から台湾へ入国しようとすると、

二週間の隔離が義務付けられています。

 

 二週間の隔離義務は日本も課しています。

つまり、日本人が台湾と日本を往来すると往来に伴う隔離だけで1ヶ月かかる計算になります。

 

たとえ入国が許可されても、行って帰ってくるのに1ヶ月かかるとなると、

観光どころか、往来も現実的ではありません。

 

一方が解除されても‥

 前述した外国人に対する入国制限は、日台両国とも実施しています。

 

 しかし、日本はやっと緊急事態宣言が解除されたところであり、まだまだ旅行やイベント等の人の往来や密集する場所への警戒は続くと思われます。

はっきり言って、海外旅行などに行けるレベルはまだまだ先だと思われます。

 

 一方の台湾では、先日旅行に関する大まかな指針が発表されました。

台湾 交通部、観光復興に向け規制緩和案を策定 まずは国内旅行から振興 - フォーカス台湾
新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けた観光業界の復興に向け、林佳龍交通部長(交通相)は18日、観光関連の規制を3段階に分けて緩和していく方針を示した。まずは国内旅行の振興に取り組み、最終段階として外国人客の受け入れを再開するとしている。

 国内の防疫措置を段階的に引き下げ、観光や旅行の振興を行なっていくというもの。

全部で3段階に分けられており、注目の国外旅行は10月を目処に、とのこと。

国外旅行に関しては、行き先の国の感染状況によっては早く解放することも否定はされていません。

 

 しかし一番ネックなのは、たとえ台湾が完全に日常を取り戻しても日本がまだ途上であれば、二カ国間の往来は許されないところでしょう。

その逆もまた然りです。

 

一方が解除されても一方がダメだったら、意味がない。

 

なかなか台湾旅行へのハードルは高そうです。

 

 

国内感染が収束、海外渡航はいつOK??

遠くなる海外

 日台に限らず、国内感染が収束した後の海外渡航&外国人の入国解禁をいつ開始するかは、世界中で大きな議論を呼びそうです。

 

しかし、国内感染を封じ込めてすぐに海外渡航、外国人の入国を解禁して、「もしも」のことがあれば各国たまったものではありません。

 

そういうことを踏まえると、海外渡航は夏以降になる可能性は高いです。

 

あれだけ水際対策成功と言われる台湾が10月以降に解禁ですから、他の国も10月前後かそれ以降になりそうですよね。

 

結局、今は焦らずしっかり感染拡大をこのまま押さえ込み、

感染第二波も小規模に済ませることが、なんやかんや海外旅行への近道です。

 

世界一丸となってウイルスに打ち勝ち、元の世界に早く戻したいですね。

 

 

ああ、早く日本に帰りたい‥‥。

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