こんにちは〜ミナミです!
トロントの激アツな試合を観戦し、見事優勝!やったー!
だけでは終わりませんでした…。
今回はちょっとヒヤリの実体験をご紹介。
私がそこにいたとは到底思えない…。
8.やっぱりここは日本じゃない!
トロントのバスケチームラプターズがNBAのチャンピオンになり、私がトロントに滞在している時、なんとパレードを行うことになりました。
私はこの日ナイアガラの滝に行く予定だったのですが、現地に留学する友達(Rさん)が「行きたい!」と。
現地の流行に逆らうなんてその国に訪れているのにもったいないことはしてはいけないと思い、パレードを見に行くことにしました!
パレードは10時から開始で、私たちが見る場所には12時半に通過する予定だったので2時間前には到着し、待機。
しかし、12時半になっても姿は見えません。
それどころか、パレードのルートさえも確保されていません。
人が押し寄せすぎて、すごいことになってたんですよね。
スリにも注意してと言われていたので荷物は前抱えていました。
この日は天気も良く炎天下で、倒れる人もいました。
倒れた人を発見すると、みんながみんな必死にポリスに大きい声で訴えるという優しさも見受けられました。
が、信号の上に立つ人もいました。
これを見て、みんなテンションあがり撮影してInstagramに投稿。
国旗の棒に登る人もいて、むしろもっと登れ登れって声が上がるくらいです。
ああ、頭おかしくなってるう!
なんだかんだで、ポリスが道を開けろとパトカーを通したあと、フェンスを設置し、ルートの確保がされ、2時間遅れてやっとパレードが始まりました。
私は正直どの人が選手だなんて分かっていなかったのですが、周りがすごい盛り上がりで飲み込まれました 笑
選手の家族たちから始まり、監督、選手の順に大きな車の上から手を振ってくれました。
パレードが終わり、さあ、帰ろうかと振り返るとすごい人の数!!
2時間前に到着しただけあって、かなり前で見れてたことがわかりました。
残念なことに街はゴミで溢れかえっていました。
パトカーの上に乗っている人もいました。笑
そんなのアリ?!
パレードの後は、広場で式典などの催しが継続して行われる予定でしたが、もうそこまではいいや、疲れたね、とお昼を食べに行くことにしました。
お店に向かっている途中で、ガラス張りのバス停のガラスが妙な割られ方をしていました。
なにか大きな衝撃を与えないとこんな砕け方はしないという割れ方です。
…少し嫌な予感がしました。
その瞬間、前からこちらに向かって走ってくる大勢の人たち。
なんだなんだ?!
Rさんがなにが起こってるんだと聞いてくれたところ、走りながら「銃撃があった」とジェスチャー付きで教えてくれました。
やばい。
逃げろ!!!
全力で逃げました。
はぐれそうになるぐらいみんな必死。
その時、バン!と銃撃の音が聞こえました。
本当にやばい。
全力疾走。
急いで人混みから離れようと走りました。
ポリスが銃撃のあった方向に向かって駆けつけいてる様子もあり、本当に「ここは日本じゃない!!!」と走りながら思いました。
パレードの周辺は繁華街であるため、その周辺の地下鉄やデパートも危険だろうと歩いて遠く離れました。
近くにいた人たちもそのようなことを話していました。
私たちは何事もなく無事に逃げきれました。
本当に良かった。
その日のトロントの晩、日本では朝のニュースにも取り上げられたようで、Rさんの家族から心配の連絡がありました。
怖かった…。
トロントは安全なところだと、他の留学生からも聞いていましたが、こんなお祭り騒ぎでは安全とは言えませんでした。
皆さんもこんな状況に出くわした際はお気をつけください。
せっかくの機会だからといっても、こんな危険があることを理解していてください。
良いのか悪いのか、本当にいい経験させてもらいました。
思い出したら、記憶は映画の話だったかなと勘違いしています。
人がこっちに向かって命がけで走ってくるんです、想像できますか?
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